【新唐人2014年7月3日】今年の天安門事件25周年の前、Googleのメール、Gmailが当局に封鎖されましたが、7月1日、LINEの大陸版も封鎖に似た状況に陥りました。
無料通話・メールアプリのLINEは大陸で市場を広げています。5月には、韓国の人気スター、イ・ミンホが出演したドラマ仕立てのCMが放映されました。しかし、LINEは7月1日の夜から、封鎖に似た状況に陥りました。この日は、香港でデモが行われた日です。
台湾大学 林宗男教授
「中国では政府の圧政の下、通話アプリが封鎖されるのはよくあることです。すでに起きていますから」
イギリスのフィナンシャル・タイムズの報道によると、過去1カ月、グーグルに対する封鎖措置により、中国のビジネスは大きな影響を受けました。不動産会社や個人タクシー、オンラインゲーム業者は怒りを隠せません。一方、中国で現在、成長しているネット関連会社は、Googleに取って代わる可能性はあるのでしょうか?
台湾大学 林宗男教授
「技術面とユーザーの使い勝手の面で、Googleと同等にならねばなりません。国内で発展したネット関連会社は技術面でGoogleに勝てません。だから自由競争では取って代われません」
大陸では、いわゆる敏感な日が来るたびに、ネットが封鎖されます。Googleも、このために2010年、中国市場を撤退しました。
台湾大学 林宗男教授
「ビジネスをするなら基本的なモラルを堅持すべきです。もし政府の卑劣な行為に協力すれば、モラルの面から言うと共犯になるからです」
フェイスブックとツイッター、Googleに続いて、LINEも中共に封鎖されました。一部の大陸のネットユーザーは、封鎖突破ソフトをインストールしていますが、韓国の人気スターのドラマ仕立てのCMも無駄だったとの声も聞かれます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/02/a1120476.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)